西武・今井 144球力投実った 9回2失点4勝目 延長十回に栗山V犠飛「信じていた」
「オリックス2-3西武」(26日、京セラドーム大阪)
力投が実った。西武・今井が9回、144球を投げ、4安打2失点。延長十回の栗山の勝ち越し犠飛を呼び込んだ。今季4勝目。「栗山さんが絶対打ってくれると信じていた」と言葉を弾ませた。
150キロ超の直球を軸にスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、10三振を奪った。1-0の四回に2点を失った後は、立て直した。八回を終えて117球だったが、九回は志願して続投。同学年の山本と19日の前回登板に続いて投げ合い「(前回は)先にマウンドを降りた。絶対にマウンドを降りないという強い気持ちだった」と言葉に熱を込めた。
オリックス山本の登板日に勝利した。辻監督は「今日の試合は大事だった。2勝、3勝分に当たるくらいの価値がある」と話した。