日本ハム・ポンセがノーノー達成!助っ人16年ぶり 同一シーズン5人目
「日本ハム2-0ソフトバンク」(27日、札幌ドーム)
日本ハム・ポンセが史上87人目(98度目)のノーヒットノーランを達成した。球団では95年の西崎幸広以来、27年ぶりの快挙。今季はロッテ・佐々木朗(完全試合)、ソフトバンク・東浜、DeNA・今永、オリックス・山本に続き5人目の達成となった。
ポンセは初回2死からグラシアルに死球を与えたが、八回終了までは1人の走者も許さず。味方が初回2死一、三塁から木村の左前適時打で先制し、二回は先頭・万波の左翼席への13号ソロで2点目を挙げて右腕を援護した。
守備陣もポンセをもり立て、二回1死から中前へ落ちるかという当たりを中堅・万波が好捕すると、八回は先頭・野村大の中前へ抜けようかという打球に遊撃・中島が追いつき体を1回転させて一塁へ送球するファインプレー。ポンセもガッツポーズを見せた後、中島へ帽子をとってお辞儀する一幕もあった。九回は先頭に四球を与えたが、最後は今宮を遊ゴロ併殺打に仕留めた。
今季から加入のポンセはここまで10試合に先発し、2勝4敗、防御率3・67。外国人投手のノーヒットノーランは06年5月25日のヤクルト・ガトームソンら、7人目となった。(外国人枠がない時代の1937年の巨人・スタルヒンを含めれば8人目)
今季はロッテ・佐々木朗、ソフトバンク・東浜、DeNA・今永、オリックス・山本の4人が達成。5人は同一シーズンでは82年ぶりとなった。
チームは助っ人の快投で、連敗を8で止めた。