ロッテ・小島が3勝目 2度目対戦の早大後輩・早川に「ばか真面目なのが彼のいいところ」
「ロッテ9-2楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの小島和哉投手が一目置いていた早大の2学年後輩・早川に投げ勝ち3勝目。規定投球回に到達し、防御率は2・71となり3位に躍り出た。
昨年、初対決となった5月23日のZOZOマリンスタジアムでは早川に軍配。2度目の対戦となりこの日は後輩を横目に、初回から快投を続け7回を1失点と好投した。
ともに「WASEDA」のユニホームで東京六大学リーグを盛り上げた。大学時代、練習でともに汗を流した後輩について「本当に真面目で、とてつもなくストイックで、ばか真面目くらいなのが、彼のいいところ。切磋琢磨(せっさたくま)して大学時代も練習をしてきた」と言う。
お互い大学時代、伝統校の主将も務めた左腕対決。相手に敬意を評しながらの投球だった。小島は「一緒に練習をしてきて、チームメートだったので、楽しさは持ってマウンドに上がれました。うまく抑えられてよかった」と安どした。
今季は好投しても勝ち星になかなか恵まれず前回21日の登板から験を担いで、ソックスを上げるオールドスタイルでの投球。打線の大量得点の援護も受け、勝利投手となった。