本塁打パフォへの発言で物議 高木豊氏が謝罪「落胆があった」誹謗中傷には困惑
元DeNAで野球解説者の高木豊氏が、31日までに自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。DeNA・牧の本塁打パフォーマンスに対する発言で物議を醸したことを受け、謝罪した。
冒頭、高木氏は「炎上したみたいね」と神妙に切り出し、続けて「謝っておきたいのは、おれの口から発したことがファンの代表みたいな、ファンの口だ、みたいに伝わっていたと思うから、それはちょっと謝る。本当にすみませんでした」と、深々と頭を下げた。
高木氏は本塁打後のパフォーマンスについて「やるな、なんて言ってないし、おれも逆にパフォーマンスは好きなほう。ヤクルトの上田がやっていたのとか、(西武・山川の)どすこい、(牧の)デスターシャもそう。嫌いではない」と念押ししたうえで、「ただ、この3連戦。おれ、すごい気持ちが入っていた。(3連敗で)ちょっと落胆があった。やられ方とか」と振り返った。
DeNA愛の強い高木氏だが、パフォーマンスを支持するファン心理への理解が足りなかったと反省。「これ、牧、佐野が気にしてることがあったら申し訳ない。バンバンやってもらったらいい」と笑顔で後押しした。
一方で、高木氏に対する殺害予告や誹謗中傷に対する警告も。「おまえあの世にいけ、とか。そういうコメントは不快だった。おれのほうから発信したのが不快だったのかもしれないけど。温かいコメントもきている。そういう人たちには勇気づけられ、お礼を言っておきたい」と語った。
発言の経緯は、高木氏は26日から行われたDeNA-ヤクルトの首位攻防3連戦で、2戦目に大敗したDeNA・牧が大量ビハインドの状況で行った本塁打パフォーマンスを疑問視。3タテを喫した後の動画投稿で「DeNAがボロカス負けているのに、2試合目なんか。宮崎と牧が意地を見せてホームランを打ってくれたのに、こういう(デスターシャ)ポーズいるかとおれは一瞬思った。不愉快に思っているDeNAファンたくさんいると思う。喜べない。勝たないと」と語り、物議を醸していた。