DeNA球団2位タイ月間18勝 浜口7回2失点で7勝目
「DeNA3-2中日」(31日、横浜スタジアム)
まだ勢いは止まってない。DeNAが4連敗からの連勝で8月を18勝締め。月間18勝は57年8月と並び、球団2位の記録となった。三浦監督は「みんなの頑張りです。7月の接戦を経験して、8月に結果で結びつけて、自信に変えて戦っていることだと思います」とナインをたたえた。
勝利の立役者は浜口だ。「調子は割とよかったのかな」と7回を6安打2失点。二回無死、阿部に左越えソロ、三回には併殺打の間に1点を失ったが、四球も1つと崩れることはなかった。
新人だった17年に10勝して以来の7勝目にも「自分でも、もっとやれるだろうと思ってずっとやってきている。まだまだ自分の理想には届いていない」と満足はしていない。それでも8月の水曜日は全5試合に登板し、チームは全勝し「僕が投げた試合で負けなかったのはうれしい」と笑顔。三浦監督も「本当に我慢強く、直球もスピード以上に腕が振れていた」と目を細めた。
残り30試合。「あって5登板になると思うが、全部チームが勝つように頑張りたい」と浜口。追い続ける首位・ヤクルトの背中は遠いかもしれない。それでも最後まで諦めず、左腕は腕を振っていく。