ヤクルト・村上 得意の中日戦で50発到達だ 対戦打率・397、11本塁打
ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が、2日からの中日3連戦(神宮)で史上最年少でのシーズン50本塁打達成に挑む。日本選手では2002年の松井秀喜(巨人)以来となる快挙達成まであと1本。王手をかけてから2試合足踏みしているが、今季の中日戦では打率・397、11本塁打と打ちまくっている。
中日の先発・大野雄との対戦成績は打率・400で、本塁打はなし。相手エースからの今季初アーチで、王貞治(巨人)が1964年に記録した日本選手最多の55発超えへ弾みをつけたいところだ。
「去年より確実にどの部分も成長している。まだまだシーズンはある。しっかり集中したい」。そう胸を張る今季の村上は記録ラッシュ。プロ野球史上最年少での通算150本塁打、プロ野球記録の5打席連続本塁打をたたき出している。
打撃3部門でセ・リーグトップに立ち、令和初の三冠王も射程圏内。申告敬遠などで勝負を避けられがちだが、球史にまた名を刻むのは時間の問題だ。