ソフトバンク・柳田悠岐が昇格、1軍合流 新型コロナで離脱から復帰へ
「ソフトバンク-西武」(2日、ペイペイドーム)
新型コロナウイルス陽性で離脱していたソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が一軍に戻ってきた。
柳田は1日のウエスタン・阪神戦(タマスタ筑後)で実戦復帰。11日ぶりの実戦は5打数無安打4三振だった。それでも藤本監督は「起爆剤で来てもらう」と昇格を明言していた。
「バッティングの状態? 悪いでしょ。悪いけどね、彼の場合は4三振した後、次の試合で打ったりするバッターなんでね」と藤本監督は期待を寄せる。実際に今季も、5月31日の巨人戦で5打数5三振を喫したが、翌日の同戦で4打数2安打3打点と活躍して勝利に貢献した。
2日からの西武3連戦は大事な首位攻防戦となる。ソフトバンクは現在2位で、西武を1ゲーム差で追いかける立場だ。ただ、チームは3連敗中。26イニング無得点と打線に元気がなく、柳田にかかる期待もその分だけ大きくなる。
藤本監督は「(昨日まで)2試合完封されている。早い回で先取点をとっていきたい。バントもエンドランも何でもしますよ。そのためにはまず塁に出ないとね」と力を込めた。
また、柳田に代わって明石健志内野手(36)が出場選手登録を抹消された。