ソフトバンク 今宮が豪快弾で31イニングぶりの得点刻む 首位攻防戦で先手奪う
「ソフトバンク-西武」(2日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの31イニングぶりの得点は5番スタメン・今宮健太内野手のバットから生まれた。五回裏無死、西武先発・松本の147キロ直球を左翼席へ運ぶ4号ソロを放ち、1-0と先制した。
今宮は「真っ直ぐが速いピッチャーなので、とにかくコンタクトすることだけを考えました。その結果、真っ直ぐを捉えることができ、スタンドまで運ぶことができました」とコメントした。
チームは前日まで2戦連続完封負けで3連敗。重苦しい雰囲気の中、1ゲーム差で追いかける1位・西武との首位攻防戦を迎えていた。
藤本監督は試合前に「早めに先取点を取りたい」と話していたが、この日一軍昇格した柳田も第1打席は平凡な左飛に倒れるなど、連続無得点は今季ワーストタイの30イニングに伸びていた。
その中で先発の東浜が5回まで西武打線を2安打無失点に抑える好投をみせた。待望の先取点にソフトバンクベンチもようやく盛り上がっていた。