DeNA 今季9度目の完封負け 広島に負け越し決定 大瀬良に21年4月から8連敗
「広島2-0DeNA」(2日、マツダスタジアム)
DeNAが今季9度目の完封負けで、広島に負け越しが決まった。広島には開幕で6連敗し、その後も5連敗。直近は6連勝と粘り見せていたが、難敵・大瀬良から得点を奪えなかった。
打線は初回2死から、佐野の安打と牧の四球でチャンスを作るも宮崎が二ゴロで無得点。四回無死一塁、牧がけん制死の後に宮崎の四球と楠本の右前打でチャンスを作ったが後続が倒れた。
六回無死一塁では際どいプレーが出た。宮崎の遊ゴロを処理した広島・小園が二塁へ送球し、ギリギリのタイミングで一走・牧がアウトに。三浦監督はすぐさまベンチを飛び出し、リクエストを要求したが判定は覆らなかった。これには指揮官の表情も曇り、球場はざわついた。
その後も得点を奪うことができず、大瀬良には21年4月2日から8連敗。今季も5戦4敗となった。
先発の大貫は5回まで2安打、無失点の好投。しかし六回2死一塁で西川に左中間を破る先制適時二塁打を浴びた。右腕は七回の打席で代打が送られ、自己最多の11勝目はお預けとなった。八回2死三塁では、3番手の入江がマクブルームに右前適時打を浴びた。