西武が首位陥落“タカキラー”松本が七回途中KO 序盤完璧も「リズム続かなかった」
「ソフトバンク4-0西武」(2日、ペイペイドーム)
全幅の信頼を置いていた鷹キラーが踏ん張れなかった。七回途中6安打4失点でKOされた西武・松本。「調子は悪くなかったが、そのリズムが続かなかった」と悔やみ、チームは首位から陥落した。
序盤は完璧な内容だった。四回まで許した安打はわずかに1本。しかし0-0の五回、今宮にソロ本塁打を浴び先制点を献上。六回にはデスパイネに適時打を許すと、七回は三森に適時打を打たれるなど2点を失った。
20年からソフトバンク戦6連勝中。今季も2戦2勝と、満を持して必勝を期す首位攻防初戦を託された。しかし単に敗れただけでなく、相手打線に復調のきっかけを与えてしまうような内容。辻監督は「失投は打たれた球くらいだった。悔いが残ると思う」と語った。