ソフトバンク 一発攻勢で首位キープ 今宮2戦連発「いつも以上にコンパクトに」
「ソフトバンク5-2西武」(3日、ペイペイドーム)
前日のリプレーかのように、一振りでベンチを勇気づけた。ソフトバンクは1点を追う二回、先頭の今宮健太内野手が与座の直球を力感なく振り抜いた。「いつも以上にコンパクトに打つことを心がけて」という言葉と対照的に、打球は左翼席に着弾した。
2戦連続の5号同点ソロに「今宮の一発で、よしいくぞという形にベンチもなった」と藤本監督。三回にはデスパイネが左翼へ8号勝ち越し2ランをたたきこんだ。
一発攻勢で首位攻防戦に連勝し、ガッチリと首位の座をキープ。この日は1977年の同日に王球団会長が通算756号本塁打をマークし、当時の世界記録を塗り替えたことから「ホームラン記念日」とされている。王会長は観戦に訪れた孫オーナーとともにベンチで選手全員と笑顔でグータッチを交わした。