「ソフトバンク-西武」（４日、ペイペイドーム）

　ソフトバンクのエース千賀が五回までノーヒットノーランの快投も、七回に力尽きた。

　初回は１６０キロをマーク。二回先頭では今季この日まで３打数３安打１本塁打と苦戦していた４番・山川からフォークで空振り三振を奪った。六回先頭に中前打を許したものの、スコアボードには「０」を６つ並べていた。

　しかし、味方の援護はなく０-０で迎えた七回表だった。１死二塁から７番・外崎に甘いフォークを左翼席に運ばれる１１号２ランを許して均衡を破られた。

　この２点で止めたかったが、ここから崩れてしまった。四球と安打で１死一、二塁。１番・鈴木の一ゴロを一塁手・三森が後逸するタイムリーエラーで３点目を失った。そして２番・源田に左前打で１死満塁とされ、３番・森には右前適時打を浴びて４点目を献上した。

　なお１死満塁で対戦した山川はフォークで空振り三振。山川に対しては４打数無安打３三振を完ぺきに抑えたが、ここで球数が１１１球に達したこともあり悔しい交代。６回２／３を投げて６安打、６奪三振、４与四球で４失点の内容だった。