ヤクルト 苦手の竜に連敗 村上の「トリプル100」を勝利で飾れず

 4回、村上は空振り三振に倒れる(撮影・佐藤厚)
 6回途中、5失点で降板する原(左)=撮影・佐藤厚
 6回、村上(左)に51号2ランを浴び苦笑いする高橋宏(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト3-6中日」(4日、神宮球場)

 首位ヤクルトが苦手の中日相手に連敗を喫した。今季の直接対決はこれで9勝12敗。セ・リーグの5球団で唯一負け越している竜に、またも苦杯をなめた。

 3度目の対戦となった中日先発の高橋宏にまたも封じ込められた。二回、先頭で村上が四球を選び出塁するも、後続のオスナ、サンタナ、内山壮が3者連続三振。三回まで無安打と完全に封じ込められた。

 四回無死一塁から山田の左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を返し、さらに5点を追う六回には村上が51号2ラン。2002年の松井秀喜(巨人)が記録した50本塁打を超える一発は今季100得点目となり、打点、得点、四球が全て100を超える「トリプル100」を達成した。

 だが反撃もここまで。高橋宏には5回1/3を4安打3失点と試合を作られ、リリーフ陣にも封じ込まれた。

 先発の原は5回1/3を8安打5失点。初回、先頭の岡林に二塁打を許し、4番・ビシエドの左前打で先制点を献上するなど、立ち上がりから失点。六回には先頭から3連打を浴び、降板となった。

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