超大混戦パ・リーグのカギ握るのは新庄日本ハム?落合氏が展望「ロッテまで可能性ある」
元中日監督の落合博満氏が4日、NHKの「サンデースポーツ」に生出演。大混戦のパ・リーグについて言及し、優勝争いの鍵を握るのは最下位「日本ハム」と語った。
首位ソフトバンクから西武、オリックスまでゲーム差なしの大混戦。さらに4位楽天は3・5差、5位ロッテは首位から6差に位置している。
優勝の可能性は「ロッテまであると思います」とした落合氏は各チームの戦いの鍵を握るものを問われると、「日本ハムファンには申し訳ないけど、ハムとの対戦に負けないこと。下位のチームに食われないこと」と即答した。
最下位の日本ハムとの戦いはソフトバンクが残り1、西武とオリックスが4、楽天は3、ロッテは9。オリックスと楽天は日本ハムと相性も良いことから、「オリックス、楽天は日本ハムには負けてはいけないゲーム。星を拾っていかないといけない。1試合しかないソフトバンクはあと4チームとの直接対決をいかに勝てばいいかと考えればいいので、楽といえば楽」と語った。抜け出すチームの予想を問われると、「最後の最後まで分からない。ロッテまで確率ある」とうなずいた。
中日監督時代の2010年には阪神、巨人とのデッドヒートの末、ペナントを制覇。シーズン終盤、大事になることは「体力勝負。簡単にいえば。いかにその試合をいい状態で乗り切るか。キャンプ以前にいかに体力をつけられるか。143試合戦う体力をいかに作っておくかが大事」と語った。