中日 “投手根尾”やはりすごい 転向1年目で20試合登板 大ピンチで好救援!
「中日-広島」(6日、バンテリンドーム)
中日・根尾昂投手が四回途中からマウンドに上がり、投手転向から早くも20試合目の登板となった。
先発の柳がまさかの乱調。三回に秋山に3ランを浴びるなど4失点すると、四回には1死満塁のピンチを招いた。ここで、立浪監督は柳をあきらめ、根尾にスイッチ。背番号7の登場に、本拠地はどよめいた。
交代後、まず西川に対し、151キロ直球で見逃し三振。続く坂倉はスライダーで一ゴロにしのぎ、無失点で抑えた。好打者2人を相手に大ピンチをしのぎ、本拠地は大歓声となった。
さらに五回は2安打と四球で無死満塁のピンチを招いたが、九里を一ゴロ併殺。堂林を150キロで中飛に抑え、無失点でしのいだ。根尾は五回の攻撃で代打を送られ、交代となった。
根尾は6月21日に正式に投手へとポジション変更した。以来、1軍の座を守り続け、防御率は登板前の4点台から、この日の好投で3・86まで下降した。