楽天・カード初戦6連敗で貯金0 首位ソフトバンクと4・5差に

 9回、戦況を見つめる石井監督
 1回、浅村は左越えに先制の24号ソロを放つ
 ソフトバンク戦に先発した楽天・滝中=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク4-2楽天」(6日、ペイペイドーム)

 楽天はカード初戦6連敗を喫し、貯金が「0」に。首位・ソフトバンクとは4・5差に広がった。

 試合後、石井一久監督は「この時期の上位チームっていうのは、(相手の)ブルペンから点を取るのは難しい。試合展開として苦しくなった」と序盤で主導権を握られたポイントを挙げた。

 新型コロナ陽性の影響で1カ月ぶりの先発となった滝中瞭太投手が、ピリッとしなかった。初回1点を先制してもらったが、直後に同点とされる。三回、柳田に勝ち越しの適時打を許すと、四回には三森に2点適時三塁打を浴びリードを広げられ、このイニングでマウンドを降りた。

 一方の打線は初回、浅村栄斗内野手の24号ソロで先制するも、相手先発・和田を攻略とまではいかず、5回2得点に抑えられた。六回からは細かい継投の前にチャンスすら作れず、完全に沈黙した。

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