森!山川!呉念庭!西武クリーンアップ3連発 首位ソフトバンクと0差キープ

4回、左中間に8号ソロを放つ森
4回、左越えに38号ソロを放つ山川(撮影・金田祐二)
4回、右越えに5号ソロを放つ呉念庭
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 「西武3-2ロッテ」(6日、ベルーナドーム)

 激戦を制しての逆転Vへ向けて、西武を勢いづかせるクリーンアップの3連発だった。1人の走者も出せないまま迎えた四回2死。重い雰囲気を打ち破ったのは3番・森だ。フルカウントからの8球目。真ん中低めへの変化球を捉え、左中間席へと運んだ。

 「完璧な手応えでした。(高橋)光成が粘り強く投げていたので先制点が取れて良かった」と森。先制8号ソロで高橋を援護し笑みをこぼした。

 続く山川はフルカウントから6球ファウルで粘ると、13球目の変化球をすくい上げた。打球は左翼席に着弾。「打った瞬間に行ったと思った。ファウルで粘れていたので打てて良かった」。自身6試合ぶりの今季38号にご満悦だ。

 ベンチのお祭り騒ぎはこれだけで終わらない。5番・呉念庭は高めの変化球を右翼席にに運ぶ5号ソロ。「森、山川さんの連続ホームランでそういう雰囲気というか、流れに乗せてもらいました」。チームの3者連続本塁打は2019年8月15日のオリックス戦(当時メットライフドーム)で源田、森、中村がマークして以来だ。

 リーグ連覇を果たしたシーズン以来、3年ぶりの3連発での逃げ切り。辻監督は「大きな勝利だよ。優勝する年に(3連発が)出る?なんかあるよ」と縁起のいい3連発に上機嫌だった。

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