８月度の「大樹生命月間ＭＶＰ賞」が７日、発表され、楽天・島内宏明外野手（３２）が選出された。

　意外にも、月間ＭＶＰ初受賞となった島内は「７月もある程度調子がよくて（ＭＶＰを）取れるかと思ったけど、取れなくて悔しかった。１番取りたかった賞なので、打点王よりも正直うれしい」と笑顔で語った。

　８月は月間打率・３８１、６本塁打で２１打点と打ちまくった。その要因として「オールスター明けの２戦目からバットを変えました。それが一番大きいかもしれないです」と語り、以前から持っていた、巨人・亀井善行１軍外野守備走塁コーチと同じ型のバットに変えたことが、好調を呼び込んだと明かした。

　チームは現在４位だが、ＣＳ圏内の３位までは３・５差とまだまだわからない状況。イヌワシ軍団の４番は「僕もファンの皆さんに頑張ってる姿を届けられるように、１試合１試合手を抜かず一生懸命やっていきたい」と力を込めた。