日本ハム 宇梶剛士「滑っちゃった」始球式で豪快な一投披露 拓大一高時代有望選手の片りん見せる

 始球式で投球する宇梶剛士(撮影・中島達哉)
 始球式に登場した宇梶剛士(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-オリックス」(7日、札幌ドーム)

 俳優の宇梶剛士(60)が始球式に登場した。国立シニアの後輩で、親交のある木田2軍監督のユニホーム、グラブを身にまとって登場。ワンバウンドしながらも力強く豪快な投球を披露し、拓大一高時代には後に中退するまでは野球部に所属し、投手として有望選手だったという片りんを見せた。

 「滑っちゃった」と苦笑い。宇梶の母はアイヌ民族であることもあり、「僕自身アイヌ民族の血が流れており、北海道という入れ物、日本ハムという入れ物の中で最高峰の選手の中に一瞬おじゃまさせていただいて幸せでした」と振り返った。

 2020年から北海道白老町のアイヌ民族文化財団が運営する「ウポポイ」(民族共生象徴空間)PRアンバサダーを務める。「母がアイヌの風習を東京に持ち込んだ中で生活してきた。大切にしてきたアイヌ民族の風習を多くの人に知ってもらえるきっかけになれば」と話した。

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