1000試合連続出場の楽天・浅村が決勝打で自身の記録に花「いろんな人に感謝したい」
「ソフトバンク3-4楽天」(7日、ペイペイドーム)
楽天・浅村栄斗内野手が、史上9人目となる1000試合連続出場を達成した一戦で決勝打を放ち、自身の記録に花を添えた。
チャンスでいきなり回ってきた。初回、1死三塁。追い込まれながらも直球をはじき返した。右前への先制適時打。主砲の一打でチームに勢いをもたらした。
五回終了時には、1000試合連続出場記念の花束を受け取り歓声に応えた浅村。「西武の時から使ってもらって今があると思う。本当にいろんな人に感謝したいなと思います」と語った。
西武時代から、約7年間にわたって試合に出続けている。その秘訣として「ケガをケガと思わないことが自分の中で大事にしている。レギュラーで出続ける以上出るのが責任だと思う」。強い気持ちを持ってがむしゃらに突っ走ってきた。
ただ「現状の成績ではなかなか厳しくなっていくと思うので、また自分のレベルをもう一段階上げないと、1200、300っていけないと思う」と向上心も絶やさない。
「まずは1試合1試合大事に戦いたいなと思います」。今日この日も、イヌワシの鉄人にとっては通過点だ。