引退発表の福留 立浪監督へ「最初から最後まで憧れの存在」「力になれなかったのは僕の方」

 後輩たちから花束を贈られ、笑顔を見せる福留(中央)。前列左から、柳、大島、祖父江、大野雄、後列左から木下、阿部、1人置いて、高橋周、京田(撮影・吉澤敬太)
 練習を終え、片岡2軍監督(右)と笑顔を見せる福留(撮影・吉澤敬太)
 黙々と打撃練習する福留(撮影・吉澤敬太)
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 中日・福留孝介外野手(45)が8日、名古屋市内で会見し、今季限りの現役引退を発表した。涙はなく「これだけ好きな野球をやらせていただいて、自分の好きなように生きてきて、本当に楽しかったです」「(ユニホームを)脱ぐと決めたので、あまりやり残したと思うことはないかも。しっかりと自分の中で決めた事なので、スッキリしています」などと明かした。

 PL学園の先輩であり、長く共にプレーした、立浪和義監督については「やっぱ僕自身の、最初から最後まで憧れの存在であったことは間違いない」と福留。「先日、ちょっと話をさせて頂きました。なんか、やっぱり、逆に力になれなくて申し訳なかったって言われたんですけど、力になれなかったのは僕なので。そうやって言葉をかけて頂いたのは本当にありがたかったです」。今季序盤の戦いについて「立浪監督に開幕スタメンでも使って頂きましたし、代打となってもここ一番でずっと使い続けて頂いた。その中で結果を出せなかった自分に腹が立っていた」と振り返ったシーンもあった。

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