日本ハム・メネズ来日初先発で5回無安打「自分自身としても先発で長いイニングを投げて通用」
「ロッテ10-2日本ハム」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
大敗の中、日本ハムのメネズが、来日初先発となるマウンドで5回無安打無失点に抑える好投が光った。
初回に先頭の荻野に対して三塁・谷内の失策で出塁を許すが、二盗を試みた荻野が捕手の悪送球で三塁を狙ってオーバーランでアウトになるなど無失点に抑えると、3四死球を出しながらロッテ打線に付け入る隙を与えない内容を見せた。
「リリーフとして登板するときと同じ気持ちで臨み、積極的に攻めることができた」とメネズ。「自分自身としても、先発で長いイニングを投げて通用するというのが分かった。スゴくいい登板だった」と手応えを口にした。
メネズはシーズン途中の7月に加入。7月23日に来日初登板して以降、この試合まで登板12試合すべてが救援での登板だった。
新庄監督は次回の先発起用も明言。メネズは「聞いてなかった」と笑いながらも、「肉体的にも精神的にも良い準備ができているので、シーズンが終わるまでに何回か先発していい結果を残せれば」と前向きに話した。