西武痛恨の3連敗 十回に増田が決勝被弾 中村執念の同点打も実らず

 10回、近藤に勝ち越し弾を浴びる増田(撮影・中島達哉)
 9回、同点の左前適時打を放つ中村(撮影・中島達哉)
 9回、打者・森を見つめる辻監督(左)=撮影・中島達哉
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 「西武1-2日本ハム」(10日、ベルーナドーム)

 西武が延長の末、競り負けた。試合前の時点で0差に3チームがひしめき合う激しい優勝争いの中、痛恨の3連敗となった。

 0-1の九回2死一、二塁、中村が左前適時打を放ち、土壇場で同点に追いついた。続く栗山は四球を選び、満塁とするも、あと1本は出ず、延長戦に突入していた。

 十回は増田がマウンドへ上がったが、近藤に決勝の7号ソロを打たれた。近藤は初回にも史上314人目となる通算1000安打を達成し、八回にも適時打。西武の前に立ちはだかった。

 日本ハムは先発・伊藤が8回を3安打無失点と好投。九回に登板した石川が追いつかれ、11勝目はならなかった。

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