オリックス・吉田正 負けられない一戦で15号ソロ 勝てば単独首位へ特大弾
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「オリックス-ソフトバンク」(10日、京セラドーム大阪)
オリックスの3番・吉田正尚外野手が1-1の三回、2死走者なしから1点リードとなる15号ソロを放った。
真ん中高めの149キロストレートを捉えると、打球は大きな弧を描き右翼上段へ。ソフトバンクの右翼・柳田が一歩も動かないほど圧巻の当たりで、吉田正は悠々とダイヤモンドを一周した。
球団を通じて「しっかりと自分のポイントで強いスイングができました。大事な一戦ですし、なんとか勝てるように頑張ります」と会心のコメント。
1位から3位までゲーム差なしで迎えたこの日、2位・西武がデーゲームで日本ハムに敗れたため、首位・オリックスはソフトバンクに勝てば今季初の単独首位となる一戦。エース・山本由伸が初回に味方の失策がらみで1失点も、以降は調子を取り戻し好投を続ける中で、大きな一発が飛び出した。