中日・小笠原快投で3連勝 引退発表の福留は古巣・阪神戦へ帯同
「巨人2-5中日」(10日、東京ドーム)
昨季に並ぶ自己最多の8勝目にも、中日・小笠原は試合後も表情を崩さなかった。「2試合連続で途中で降板した。(中継ぎを)休ませられなかった」。自分で取り切れなかった5つのアウトに悔しさをにじませた。
それでも価値ある投球であることには変わりない。巨人打線を七回まで1安打に封じるなど、7回1/3を2失点で勝利に貢献。立浪監督も「きょうはすごく良かった。先に点を与えなかったのが良かった」と評価した。
これで5位・巨人に2ゲーム差。そして11日からは3・5ゲーム差に迫った3位・阪神と2連戦だ。チームには8日に引退を発表した福留も帯同中。出場選手登録はされていないが、古巣との対戦は順位争いの上でも重要な戦いとなりそうだ。