オリックス 一日天下 1点及ばず一転3位逆戻り 中嶋監督は若き救援陣に手応え
「オリックス3-4ソフトバンク」(11日、京セラドーム大阪)
前夜の奪首劇からわずか1日で陥落した。1点及ばず、オリックスは首位をソフトバンクに譲り3位に逆戻り。中嶋聡監督は「(相手の)ミスに(乗じて)しっかり点を取っていけたらと思うが惜しかった」と天を仰いだ。
先発・山崎福が初回、柳田に3ランを浴びると三回には三森にもソロ被弾。序盤で4点ビハインドを背負った。それでも3失策の相手につけ込み、じわじわと加点。六回にT-岡田の右前適時打と相手の失策で2点を返した。八回は先頭の杉本が中前打で出塁し、失策と振り逃げで2死満塁のチャンス。頓宮が左前へ運び、1点差に詰め寄っていた。
四回途中からリリーフした5投手は無失点リレー。中嶋監督は「よく粘った。一方的な展開になりそうな所をみんなでつないで、というのは力が付いてきたのかな」と若い救援陣に手応えを感じていた。3位だが首位までゲーム差なし。ソフトバンクとの次回対戦は17日からの3連戦(京セラ)。「日程は…分かってますよ」と将。このまま終わるわけがない。