ソフトバンク・デスパイネが10号2ラン 通算8度目の2ケタ本塁打は「完璧」
「ソフトバンク-西武」(12日、ペイペイドーム)
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(36)が来日9年目で通算8度目となるシーズン2桁本塁打を記録した。
0-1で迎えた三回の攻撃だ。1死二、三塁から今宮の2点適時打で逆転。その後2死一塁の場面で西武先発・エンスの135キロのスライダーを左翼ポール際へ大きな10号2ランを放ち4-1とリードを広げた。
デスパイネは「打ったのはカットボール。とにかく自分のスイングをすることだけを考えて打席に入った。いいスイングで完璧に捉えることができたよ。チームに勢い付ける一本になったと思う」と話し、ゲーム差なしの2位・西武との首位攻防戦での貴重な一発に「大事な一戦なので、絶対に勝てるように力になっていきたい」と気合を入れなおしていた。
デスパイネは「キューバの至宝」と異名をとる強打者で14年にロッテ入り。17年からソフトバンクでプレー。19年には自己最多の36発を放っている。