オリックス痛いで2連敗 2失策が3失点に 中嶋監督切り替え「終わってない」
「楽天8-2オリックス」(12日、楽天生命パーク宮城)
大混戦の優勝争いの中、オリックスにとって痛い2連敗となった。2失策が3失点につながる逆転負け。先発の宮城の足を引っ張り、中嶋監督は「こういう試合にしてしまって申し訳ない」と顔をしかめた。
三回は右翼線への打球の処理に杉本がもたつき、内野への返球がそれて球が転々とする間に、打者走者の岡島に一気に本塁生還を許した。
五回1死二、三塁では遊撃後方への飛球を巡り、紅林と左翼手の中川圭が交錯。捕球直後に紅林のグラブが手から外れ落ちた(記録は中川圭の失策)。満塁となり、鈴木大に手痛い2点打を浴びた。
ソフトバンク、西武とゲーム差なしで並んでいたが、一歩後退。中嶋監督は「終わっていない。付いていくしかない」と切り替えに必死だった。