オリックス能見、現役引退を発表 43歳の左腕、投手兼任コーチ

 オリックスは15日、能見篤史投手兼任コーチ(43)が今季限りで現役を引退すると発表した。プロ18年目の現役最年長投手として臨んだ今季は4試合の登板にとどまっていた。通算成績は15日時点で473試合104勝93敗4セーブ、防御率3・35。16日に記者会見する。

 兵庫県出身の左腕で、鳥取城北高から大阪ガスを経てドラフト自由獲得枠で2005年に阪神入り。09年に13勝を挙げるなどエースに成長し、開幕投手を3度務めた。12年に最多奪三振のタイトルに輝き、13年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された。

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