2位オリックスが延長12回劇的サヨナラ勝ち 代打・若月が劇打 鷹のマジックは11のまま

 試合に勝利し、喜ぶ若月(中央)らオリックスナイン(撮影・石井剣太郎)
 12回、適時二塁打を放つ若月(撮影・石井剣太郎)
 12回、適時二塁打を放ち喜ぶ若月(撮影・石井剣太郎)
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 「オリックス3-2日本ハム」(15日、京セラドーム大阪)

 2位・オリックスは最下位・日本ハムに劇的サヨナラ勝ちで連敗をストップ。この日、点灯したソフトバンクのマジックは11のままにとどめた。

 先制したのはオリックス。二回2死三塁から西村が三塁線を破る適時二塁打を放った。

 しかし、先発・山岡が三回に追いつかれる。1死から連打で二、三塁とすると、中島に同点適時打を献上。右腕は「先制点を取った直後のイニングに失点してしまったところは反省しないといけません」と悔やんだ。

 四回以降は両軍とも無得点が続いた。それでも、八回にオリックスが均衡を破る。2死満塁から代打・西野が左前へ勝ち越しの適時打。大きなガッツポーズで喜びを爆発させた。西野はこれで代打成績が10打数6安打3打点となった。代打打率は・600となった。

 しかし、九回に守護神・平野が清宮に犠飛を許して同点に。延長戦に突入した。

 決定打を欠き続けたが、十二回に日本ハム8番手の堀を攻め、1死二塁のチャンスを作ると、代打・若月が劇打を放った。

 チームは連敗ストップ。首位・ソフトバンクに食らいつく。

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