オリックス・中嶋監督 ソフトバンクにM11点灯 逆転Vへ残り10試合「絶対後悔してほしくない」
「オリックス3-2日本ハム」(15日、京セラドーム大阪)
オリックスが日本ハムに劇的なサヨナラ勝利で、首位・ソフトバンクに2ゲーム差で食らいついた。
同点の延長十二回。1死二塁から代打・若月が起用された。堀の142キロ直球を振り切り、打球は右翼フェンス直撃。二走・太田が本塁に生還した。ベンチからはナインが飛び出し、中嶋監督をはじめとした首脳陣も飛び上がって喜んだ。
中嶋監督は「代打は代打で難しいと思う。本当によく打ってくれたと思います」とたたえた。
その一方で「先に行ってるメンバーが、しっかり打たないといけない。もうちょっと強い気持ちで試合に入っていかないといけないと思う。10試合しかないわけですから。絶対に後悔してほしくないので。思い切ってやってほしいと思います」と先発起用のメンバーには、奮起を促した。
中継ぎ陣もよく粘った。「仙台からよく頑張っています。みんなド必死に抑えにいってる。息を切らさないようにしたい。勝負所なので、思い切っていきます」と話した。
左手首に死球を受け、途中交代した頓宮については「大丈夫じゃないの。(ベンチで)うるさかったから」と軽症を強調した。