西武・内海が涙の引退挨拶 古巣巨人へ「あの応援歌は僕の宝です」客席のG党も涙
「西武4-6楽天」(19日、ベルーナドーム)
西武・内海哲也投手が引退セレモニーで涙を流した。
試合後にファンの前でマイクに立ち、西武、この日の相手だった楽天、ファンに感謝。スピーチではエースとして君臨した巨人のファンにも熱い思いを伝えた。「ジャイアンツファンの皆様。恵まれた力、から始まるあの応援歌は僕の宝です。昨年の交流戦、東京ドームで投げた際、マウンドでの声援、拍手は一生忘れません。ライオンズに移籍してからも変わらず応援していただき、ありがとうございました」。客席では巨人のユニホームを広げ、涙を流すファンの姿もあった。
内海はこの日の引退登板では楽天の1番・山崎に5球全て直球勝負で二ゴロに仕留め、19年間の現役生活に幕を閉じた。
引退セレモニーでは辻監督以下、コーチ、選手がベンチ前に整列。巨人時代の先輩、阿部コーチや高橋尚成氏がビデオメッセージを送り、巨人時代に監督、選手の間柄だった高橋由伸氏や堀内恒夫氏から花束を渡された。