西武・内海 現役ラストマウンド 巨人・原監督「一言では語れないくらいの思い出」

 引退登板をした内海(撮影・佐々木彰尚)
 引退セレモニーで胴上げされる内海(撮影・佐々木彰尚)
 引退セレモニーで子どもたちと写真に収まる内海(撮影・佐々木彰尚)
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 「西武4-6楽天」(19日、ベルーナドーム)

 今季限りで現役引退する西武・内海哲也投手(40)が現役最後のマウンドに上がった。先発で打者1人を二ゴロに仕留めた。「やりきった思いでいっぱい」。巨人と西武で通算135勝をマークした左腕が19年のキャリアに幕を下ろした。

 試合前は球団事務所で会見。自主トレで指導した渡辺が自筆の手紙を朗読し、感謝の思いを示すと2人で涙を浮かべる姿もあった。試合では、会見で「本格派左腕と自分に言い聞かせて、ずっと真っすぐを生かせるような練習をしてきた」と話した通り、5球は全て直球。最後はこの日最速の外角139キロで山崎を打ち取った。

 試合後はセレモニーが行われ、「諦めず、泥くさく、自分らしく戦ってきました」とあいさつ。ナインに3度胴上げされると、万雷の拍手を送るスタンドに何度も手を振った。

 ◆西武・渡辺GM「内海選手を(人的補償で)選択して間違いじゃなかったというのは、この4年間を見れば分かる。毎日一番早く来て準備する姿勢をまざまざと若い選手に見せてくれた。(今後)彼に期待するものはすごく大きい」

 ◆巨人・原監督「内海の場合は一言では語れないくらい思い出がありますね。いずれにしても私の中でジャイアンツのエースとして、さんぜんと輝いた1人であったということは言えますね」

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