NPB 2軍の規定打席・規定投球回算出で移籍選手に特別措置 試合中止など勘案

 日本野球機構(NPB)は22日、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの規定打席数および規定投球回数に関し、移籍選手への算出基準で特別措置を取ることを発表した。

 従来は最終在籍球団の試合数を基に算出されていたが、今季は新型コロナウイルスの感染拡大などのため試合中止が多く、球団によってシーズンの試合数が大きく異なってくるという現象が起きたための措置となった。

 移籍選手は元の在籍チームが公示日前日までに行った試合数と、移籍先チームが公示日以降に行った試合数の合計が規定の算出基準とし、規定打席数は合計試合数×2・7倍以上、規定投球回数は合計試合数×80%以上となる。

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