ルメールが始球式に登場 オリックスの円陣で「さぁいこう!」と声出し
「オリックス-ロッテ」(22日、京セラドーム大阪)
始球式にJRA騎手のクリストフ・ルメールが登場した。
18年に年間最多勝記録を更新する215勝を挙げたことから、背番号は「215」。投球はノーバウンドで捕手のミットに収まった。
さらに、登板前にはオリックスの円陣で声出しも担当。若月に〝大役〟を任され、輪の中心では「さぁいこう!」と元気に盛り上げた。
始球式については「やっぱり緊張しましたね。でも、すごくいい経験でした」と初の体験を楽しんだ様子だ。母国のフランスでは、野球は人気スポーツではない。自身も経験はなく、3週間ほど前に札幌で友人とキャッチボールの練習をしただけだ。
本職の騎手としては、秋のG1が始まる。「ジョッキーにとっては、秋シーズンはすごく大事ですね。天皇賞があるし、ジャパンカップもあるし、最後は有馬記念。間にもG1がある。すごい大事なシーズン。今年も頑張りたい」と意気込んだ。
10月2日には凱旋門賞にステイフーリッシュで参戦。「凱旋門賞は世界ですごい大きなレース。フランス人として、このレースを勝ちたい。特に日本馬で勝てたら、喜びます。今年は日本馬が4頭出てるので、頑張っていきます」と話した。