中日・福留が涙の現役最終打席 二飛も拍手喝采 立浪監督と抱擁 原監督は花束手渡す

 9回、セカンドフライに倒れた福留(撮影・石井剣太郎)
 9回、セカンドフライに倒れた福留(撮影・石井剣太郎)
 原監督から花束を受け取った福留(撮影・石井剣太郎)
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 「中日3-9巨人」(23日、バンテリンドーム)

 今季限りで現役を引退する中日・福留孝介外野手が九回の打席で二飛に倒れた。ベンチへ戻ると立浪監督と抱擁し、涙がこぼれた。

 試合には九回から守備で途中出場し、右翼のポジションへ。マウンドには根尾が上がり、打球が飛ぶことはなかったが、無失点で抑えた。

 本拠地は試合前から熱気が充満した。現役を引退する福留の〝ラストゲーム〟。その姿を見届けるため多くのファンがスタンドに詰めかけた。ゴールデングラブ賞5回の名手。福留がグラウンドに立ち、名前がコールされると球場内はどよめき、大きな拍手に包まれた。

 試合後にはWBCで監督、選手の間柄だった巨人・原監督が花束を手に福留のもとへ。握手、抱擁を交わすと、スタンドからまた大きな拍手がわき起こった。

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