巨人痛恨 最下位・中日に敗戦、若林が無死一、二塁でバント失敗 残り3戦全勝なら自力CS進出
「中日2-1巨人」(24日、バンテリンドーム)
CS進出を目指す巨人が、最下位の中日に痛恨の敗戦を喫した。
打線は1点を追う二回に岡本和が小笠原の直球を捉え、左翼席に同点ソロを放った。これが5年連続の30号となり球団の生え抜きでは王貞治、松井秀喜以来3人目、右打者では初の快挙となった。
ただその後、打線は小笠原に苦戦。7回まで4安打1得点に抑えられた。五回には2死二、三塁の好機を迎え、吉川は遊ゴロで一塁でアウトとなり、原監督がリクエストを要求。だが判定は覆らなかった。七回には無死一、二塁の好機でウォーカーの代打・若林が送りバントを失敗。続く大城は一直。相手の暴投で二、三塁となったが、代打・増田陸は空振り三振に倒れた。
先発した戸郷は6回を6安打2失点(自責1)で降板。リーグ単独トップの13勝目はならなかった。
この敗戦で、試合のなかった4位の阪神、広島とは1ゲーム差。激しいCS進出争いが続くが、巨人が残り3試合に全勝すれば、自力での突破が決まる。