オリックス・吉田正V撃 打点王見えた!今季最多6打点でパトップ87打点目
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「楽天1-9オリックス」(24日、楽天生命パーク宮城)
オリックスの4番・吉田正尚外野手(29)が自己最多タイの6打点を挙げ、試合を決めた。初回2死一塁で楽天・田中将のスプリットを、右中間へ運ぶ先制の適時二塁打。さらに2点リードの五回1死一塁。今度は田中将のチェンジアップをうまく拾い、右中間への21号2ランで貴重な追加点をたたき出した。
悪天候下の先制打。そして二回以降に追加点が奪えない中で飛び出した一発。「何が起こるか分からないし、緊迫した試合は本当に1点ずつと思っていた」。1点ごとに勝利へ近づく。その思いが効果的な一打を生んだ。
八回2死満塁でも中越えの3点二塁打。87打点となり、西武・山川を抜いてリーグトップとなったが「(打点王は)あまり意識してなかったが、躍り出たので」とニヤリ。「最終的に一番になれたらいい。そこは神のみぞ知るです」と話していた。