セのCS争い風雲急 0・5差に3球団 並んだ場合は? 3球団並べば広島上位
「中日7-1巨人」(25日、バンテリンドーム)
3位巨人は最下位中日に痛恨の連敗を喫し、4位阪神、広島との差は0・5差に縮まった。巨人は残り2試合(10月1、2日・DeNA戦)、阪神は3試合(9月27、28日・ヤクルト戦、10月2日・ヤクルト戦)、広島は3試合(9月29、30日・ヤクルト戦、10月2日・中日戦)で、CS争いは風雲急を告げることになった。
セ・リーグの順位決定方法は(1)勝率、(2)勝利数、(3)当該球団同士の勝敗、(4)リーグ内対戦、(5)前年度順位上位球団の順で優先される。この3球団はすでに他の2球団との全対戦を終えている。巨人は阪神に10勝14敗1分け、広島に13勝12敗、阪神は広島に9勝14敗2分けとなっている。並んだ場合は次のような形となる。
◇2球団が並んだ場合
巨人は広島には上回れるが、阪神は上回れない。阪神は巨人を上回れ、広島を上回れない。広島は阪神を上回れるが、巨人を上回れない。
◇3球団が並んだ場合
この3チームは最終的に勝敗数が並ぶ可能性があり、その場合は他の2球団との直接対決の勝敗のため、阪神は23勝24敗3分けの勝率・489、巨人は23勝26敗1分けの勝率・469、広島は26勝22敗2分けの勝率・542で広島が上位となる。