DeNA今季14度目の完封負け 登板70試合目の伊勢が決勝打浴びる
「DeNA0-1中日」(28日、横浜スタジアム)
DeNAが今季14度目の完封負けを喫した。先発のガゼルマンは7回無失点だったが、2番手の伊勢が決勝点を奪われた。
両軍無得点の八回にマウンドに上がった伊勢は、先頭の岡林は三振に仕留めたが、続く大島に死球。そこから阿部、ビシエドに連打を浴び1死満塁に。高橋周を見逃し三振に斬るも、代打・溝脇に中前適時打を浴びた。
伊勢は今季70試合目の登板。試合前時点で42HPを挙げていた。これは阪神・湯浅、中日・ロドリゲスの43HPに次ぐ、セ・リーグ3位タイの数字だった。
打線は序盤に思わぬアクシデントに襲われた。二回1死二塁、ソトが中日の先発・柳から頭部に死球を受け、負傷交代。柳は危険球退場となった。
2番手の鈴木の前に4回2/3を1安打6三振とチャンスを作れず。その後もロドリゲス、清水、R・マルティネスから得点を奪うことはできなかった。
明るい材料もある。先発のガゼルマンは来日3度目の先発で好投。中日戦は14イニング連続無失点となった。右腕は「全体的に良い投球ができました。ツーシーム、スライダーを中心にゴロも取れましたし、野手の方がいいプレーをしてくれたことでリズムに乗ることができました。その中でもカーブの精度が良くなかったので、しっかり修正をして次回に備えたいと思います」とコメントした。