楽天 金曜19連敗で開幕戦以来の借金1 涌井が四回に突如崩れる

 4回、ソフトバンク打線につかまり3点を失った涌井(右)=撮影・園田高夫
 6回、スクイズを決める柳町(撮影・伊藤笙子)
 4回、センターへ適時二塁打を放つ柳田(撮影・伊藤笙子)
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 「楽天1-5ソフトバンク」(30日、楽天生命パーク宮城)

 楽天は見せ場少なく敗戦。これで金曜日19連敗となり、開幕戦以来の借金「1」となった。

 先発の涌井秀章投手は3回まで上々の立ち上がりを見せるも、四回に突如崩れた。柳田、中村晃に適時打など5連打で3点を先制された。六回にはデスパイネにソロを浴びるなど、2点を追加されマウンドを降りた。

 石井一久監督は「一気に複数点を取られると、ディフェンスのいいチームなので、追いかける形というのは苦しくなる」と四回の場面をポイントに挙げた。

 打線は、四回に浅村栄斗内野手の適時打で1点は返すも、その後は二塁すら踏めない厳しい展開が続いた。

 前夜にはCSの可能性が完全消滅。意地を見せたい一戦だったが、スタンドのファンからはため息がもれた。

 指揮官は2日の最終戦へ「生命パークでなかなか勝てないんで、何とかファンの方に1年間の感謝じゃないですけど、そういう気持ちでと思いを持って勝利を届けたい」と必勝を誓った。

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