ロッテ サヨナラ負けで5位確定 井口監督は「足が出ているように見えましたけど」

 自らのワイルドピッチで勝ち越しを許した8回を投げ終え、ベンチに戻る益田(撮影・高部洋祐)
 9回、同点打を放つ藤原(撮影・高部洋祐)
 1回、安田に適時打を放たれた山本(撮影・石井剣太郎)
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 「オリックス4-3ロッテ」(30日、京セラドーム大阪)

 ロッテは終盤の七回と九回に藤原が2打席連続適時打を放ち、2度同点に追いついたが、九回2死三塁から福田にセーフティースクイズを決められ、サヨナラ負け。今季の5位が確定した。

 試合終了後、井口監督はサヨナラの場面での打者走者・福田について「こっちから見たら足が出ているように見えましたけど、審判の判断が出ていないということだったので」と、スリーフットラインを外れていたとの見方を示しつつ、残念そうに振り返った。

 この日はドラフト2位・池田をスタメンで起用し、若手主体のメンバーで臨み、山本を追い詰めたことを収穫材料とした。安田が中前適時打を放つなどエース右腕から2安打。指揮官は「自信にもなると思いますし、しっかりと攻略方法も分かったと思います」と来季以降に期待した。

 この日は山本から茶谷も直球を捉え左中間二塁打。高部も山本から2安打を放ち、若手野手陣が奮闘。井口監督は「今日はしっかり粘って追いつきましたし、しっかりと先取点を取れた。チャンスを作れて点を取れた」と打線をたたえた。

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