日本ハム・新庄Bボス 清宮に20発指令 1番で起用「全打席ホームラン狙いで」
日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が1日、今季最終戦となる2日の西武戦(ベルーナD)で清宮幸太郎内野手(23)に新たなノルマを課した。「清宮君に20本狙わせる。1番で。サードで」と20本塁打の大台突破を厳命した。
清宮は現在18本塁打で残り試合は1。ノルマ達成には2本塁打する必要がある。「サードは伝えていないけど、1番は伝えた。四球はだめだぞ。ガンガンいけと。20本。全打席ホームラン狙いで」と強調した。
今季のノルマだった17本塁打はすでにクリア。期待の大砲候補へ、ノルマの上方修正だ。清宮は1試合2発は今季4度記録。27日のロッテ戦(札幌ドーム)では自身初の満塁本塁打、自身最多の1試合4安打、自身最多の1試合6打点を記録するなど終盤にきて調子も上がっている。
「来年の球場は右中間が一番狭いじゃないですか。それがフェン直じゃなく、入ることで打率も上がるじゃないですか。そういう意味ではめちゃくちゃ期待している」とボスは清宮の覚醒を期待。今季の大台突破を来季への自信に変えて、飛躍の1年にさせる思いだ。