ヤクルト・村上 令和初の三冠王が決定的に 中日大島との争いで首位打者死守
「阪神3-3ヤクルト」(2日、甲子園球場)
ヤクルト・村上宗隆内野手が球界18年ぶり、令和初の三冠王獲得が決定的な状況となった。
現在、村上の打率・3167。打率2位の中日・大島は最終戦の広島戦で第3打席に安打を放ったものの、4打数1安打で打率・3142で先に試合が終了した。村上はこの日の阪神戦で試合前はフリー打撃など行ったが、延長戦を通じて欠場。3日のDeNA戦に出場して大きく打率を落とさない限り、逆転されない状況となった。
村上は特例2022抹消となった8月6日以来、今季2度目のスタメン落ち。3日・DeNAとの最終戦での出場は不透明だが、このまま打率トップを守る可能性が高くなった。
日本人最多記録の56号にも期待がかかる中、令和初の三冠王を獲得する絶好のチャンス。打率・317、55本塁打、132打点と圧巻の成績で2連覇にも貢献した。
3日のDeNA戦に出場した場合の打率の変動は以下。
3打数1安打…打率・3168
4打数1安打…打率・3162
1打数無安打…打率・3161
2打数無安打…打率・3154
3打数無安打…打率・3148
4打数無安打…打率・3141