DeNA 最終戦はヤクルトに敗れる CSでやり返す!佐野が最多安打を中日・岡林と分け合う
「ヤクルト8-2DeNA」(3日、神宮球場)
DeNAがシーズン最終戦を黒星で終えた。レギュラーシーズンは143試合、73勝68敗2分の2位。8日から横浜スタジアムで始まる阪神とのCSファーストシリーズに備える。
この日は先制した。両軍無得点の二回無死一塁、ソトがヤクルトの先発・小川から左翼席へ17号2ランを放ち「(日本語で)『カンペキ!!』。ストライクゾーンに来たボールは積極的に振っていこうと決めていました。先制することができうれしいです」とコメントした。
しかし先発の坂本が3回6安打5失点。この日、引退試合だったヤクルトの坂口、内川とは対戦し、両者に安打を浴びた。降板後、左腕は「ヒットを許しても次の打者で切らなくてはいけなかったです。大量失点してしまいチームに申し訳ないです」とコメントした。
さらに4番手の田中健は内山壮、長岡に被弾。そして七回無死、5番手の入江が先頭の村上に初球の直球を右翼席へ被弾。ヤクルト・村上の一発は日本選手歴代最多となる56号となった。
打線では中日・岡林を安打数で追っていた佐野が自身初となる最多安打も確定した。六回無死、左前打で今季161安打となり、自らの手でタイトルをつかみとった。
これで今季のヤクルト戦は9勝16敗で終戦。しかし反撃するチャンスはある。CSファーストSを突破すれば、日本シリーズをかけてCSファイナルステージで対戦する。シーズンでやられた借りは必ず返す。