日本ハム・新庄監督 ドラフトで自らくじ引き役「だいたい下から2番目、当たりは」

 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が3日、ドラフト会議で競合した場合、自らくじを引くことを宣言した。両手でくじ引きをするしぐさをしながら「俺が引きにいく」と予告。「くじ運は持ってますよ」と自信満々に語った。

 その年の最もいい選手を指名するというのが日本ハムのスタンス。ボスは「1位は決まってる。もう」と言いつつ口チャックのジェスチャー。「(巨人は)公表したの?うちはね、公表しない」とキッパリ。「一本釣りで行きますよ」と冗談を挟んで、「ちょっと争おうかな、という選手を行きます」と明言した。

 狙うは即戦力選手の獲得だ。兼ねてからドラフトやFAでの即戦力選手補強を訴えてきた。16日に札幌ドームを訪れた元監督のトレイ・ヒルマン氏からも「補強というものは大切。彼が言っていたのは(優勝した06年に)八木(智哉)君がファイターズに入ってくれて、それが凄くでかかったって言ってたね」とアドバイスも受けた。

 ドラフトに向けて、自ら候補選手をチェックする。「スカウトの方々が、高校や社会人野球の選手をピックアップして、映像を見られるんです。球が速い、チャンスが強いというデータがiPadで全部見られる」と明かす。ドラフトまでの期間、入念にチェックして進言する思いだ。

 「だいたい下から2番目なんですよ。当たりくじは」とニヤリ。日本一しか目指さないという来季へ、その原動力となる選手を自らの手で引き当てる。

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