巨人「長嶋さんは元気」山口オーナー明かす 脳内出血で入院も「大きな心配はない」
巨人の山口寿一オーナー(65)が4日、東京・大手町の読売新聞東京本社で報道陣の取材に応じ、9月に脳内出血で都内の病院に緊急入院した長嶋茂雄終身名誉監督(86)の現状について明かした。
緊急入院から約1カ月が経過。オーナーはミスターについて「長嶋さんは元気ですね。入院をしたので、体のあちこちを見ているというところですけども、大きな心配はない」と明かした。
今季は開幕戦を東京ドームで観戦。さらに6月にはジャイアンツ球場を電撃訪問し、2軍調整中の中田に直接指導を行うなど、精力的に動いてきたミスター。オーナーは「また退院をして元気な姿をみなさんの前で見せると思います」と話した。
長嶋氏は2004年に脳梗塞で倒れ入院したが、懸命なリハビリを経て表舞台に復帰した。今回は9月6日午後1時過ぎに救急車で都内の病院に搬送され、脳内に出血があったものの、早期の処置を行ったため、球団関係者は重篤な状態ではないと説明していた。