中日・平田が胸中吐露 引退時には「思い出、形」欲しい 戦力外通告も現役続行表明

 中日の平田良介外野手(34)が4日、球団から来季の契約を結ばないことを、名古屋市内の球団事務所で通達された。会見を行い「『来季の構想に入っていない』と言われ、自由契約を選択した。次に向かって準備したい。もうひと花、咲かせたい」と現役続行を正式に表明した。

 「引退する時は、Tシャツやタオルがあったり、映像が流れて僕がマウンド付近まで行って。それが自分の中での最後かなと思っていたが(球団から)『セレモニーはするけど、盛大にはできないよ』と言われた。思い出に残るものと形に残る物、両方欲しかった。そうじゃないのであれば、自分の終わり方としては中途半端だった」と胸中を吐露した。

 12球団合同トライアウトには参加せず、育成契約も含めて、年内を期限にNPBの他球団からのオファーを待つという。

 ◆平田良介(ひらた りょうすけ)1988年3月23日生まれ、34歳。大阪府出身。右投げ右打ち。外野手。177センチ、92キロ。大阪桐蔭から2005年度高校生ドラフト1位で中日入団。現役通算1227試合で打率・268、105本塁打、484打点。ベストナイン1回(15年)、ゴールデングラブ賞1回(18年)。15年プレミア12、17年WBC日本代表。

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