DeNA三浦監督 CSは初回から全開宣言 短期決戦の極意「全員で取りに」
DeNAの三浦大輔監督(48)が6日、CSファーストS・阪神戦に向け「初回からフルスロットルでいけるように」と試合の入りの重要さを強調した。
後手は踏まない。指揮官はCSのスタメンや先発投手については言及を避け、手の内を明かしていない。ただ、勝負の短期決戦。攻撃面において早めの仕掛けがあるのかと問われると「割り切ってやらないといけないとは思っています」と否定はしなかった。
守りにおいても同じだ。虎の投手陣はチーム防御率2・67でリーグNo.1で、大量得点はなかなか望めない。1点の重みが増すだけに、ピンチに陥れば「展開によっては」と序盤から前進守備を敷いて、1点を防ぐシフトを取る可能性を明かした。
「特に短期決戦は目の前の試合だけ考えて、全員で(勝ちを)取りにいきます」と三浦監督。出し惜しみはない。アクセル全開で勝利へと駆ける。