ソフトバンクが4点先制 柳田“3戦連発”3ラン「とにかくバットに当てることだけを」

 3回、3ランを放ち、ナインに迎えられる柳田(中央)=撮影・北村雅宏
 3回、3ランを放ち、ベンチ前のナインに迎えられる柳田(中央)=撮影・北村雅宏
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 「ソフトバンク-西武」(8日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが三回裏、一挙4点を先制した。

 1死から8番・周東が右翼線にライナーで運ぶ二塁打で出塁。9番・甲斐はストレートの四球を選んだ。

 1死一、二塁となり1番・三森が西武先発・高橋の高め直球をしっかり叩き、左中間をライナーで破る先制二塁打を放った。三森は「打ったのは真っ直ぐです。とにかく積極的にスイングを仕掛けることだけを考えました。いいタイミングで良いスイングができたと思います。大事な先制点を取ることができて良かったです」と喜んだ。

 さらに主砲のバットで貴重な追加点だ。2死二、三塁で3番・柳田が高橋の内角低めスライダーをすくい上げた。高々と舞い上がった打球は右中間のホームランテラスへと吸い込まれるように落ちていった。柳田はシーズン最終盤、1日西武戦で9回に同点ソロ、2日ロッテ戦でも24号ソロを放っており、中5日を挟んでの“3戦連発”だった。

 柳田は大股でダイヤモンドを一周。「追い込まれてしまったので、とにかくバットに当てることだけを考えました。結果的に、芯で捉えて角度がついてホームランとなってくれました。大きい追加点を取ることができて良かったです」とコメントした。

 カウント0-2と追い込みながら、打たれた高橋はがっくりとマウンドに座り込んでいた。

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